有馬記念を考察する2019 その2
馬も豪華ですが、騎手も豪華な有馬記念。
1988~2018までの31頭のデータをもとに。
牡三才・・12頭
牡四才・・8頭
牡五才・・8頭
牡六才・・1頭(1991ダイユウサク)
牝四才・・1頭(2008ダイワスカーレット)
牝五才・・1頭(2014ジェンティルドンナ)
というわけで、
馬名を記したケースは特例扱いとなります。
さて、見ていきましょう。
その1 三才馬の【前走】
菊花賞8頭
ジャパンカップ(以下JC)3頭
アルゼンチン共和国杯1頭(1998グラスワンダー)
他2頭は負けたが一番人気で、その前走①着。
(1997シルクジャスティスと昨年の
ブラストワンピースですが、いずれも前走で
古馬混合重賞を勝っています。)
ここから見ていきましょう。
今年の登録馬で前走菊花賞の馬は二頭。
ヴェロックスとワールドプレミアです。
ヴェロックスは菊花賞で負けましたが、一番人気。
しかし、その前 神戸新聞杯で②着に負けてます
ので、残念ながら該当外です。
ポイントはワールドプレミアの取捨です。
6頭いると前述しましたが、そのうち4頭は春に
ダービーに出ています。ダービーに不出走で勝った
馬は、2頭。(1995マヤノトップガンと2001
マンハッタンカフェですが、どちらもゆくゆく
天皇賞春を勝ちます。果たしてワールドプレミアは
そういう器なのでしょうか?)
ワールドプレミアが来年の春の天皇賞で
好走してしまう馬なのであれば今回勝てます。
それはわかりかねます。ので、今のところ▲と
言えましょう。
そしてもう1頭の三才馬、サートゥルナーリア。
これは1戦少ないですが2002シンボリクリスエス
のケースに近いと言えます。神戸新聞杯勝ったし、
ダービー負けたし、中山のG1勝ってますし。
馬場改修のため 中山競馬場で行われてます)
またトリッキーなローテーションの
グラスワンダーですが、中山開催の
朝日杯三歳Sを勝っています。
そういった意味では、ホープフルSを
勝ったサートゥルナーリアを推したく
なりますよね。
非常に悩ましい三才馬。
いまのところ ワールドプレミアと
サートゥルナーリアを残します。
つづく
。