心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

有馬記念を考察する2019 その5

牝馬はほんと、難しい。(馬だけじゃなくね)


2014/12/28 第59回 有馬記念(GⅠ)【ジェンティルドンナ】

 

今年の有馬記念は第64回大会となります。

その長い歴史の中で、牝馬が勝ったレースが

5回 あります。

なんと 64回中 たったの5回。

1959ガーネット四才

1960スターロッチ三才

1971トウメイ五才

2008ダイワスカーレット四才

2014ジェンティルドンナ五才

以上です。

ちょっと調べたら面白かったので、データを

紐解いてみましょう。

スターロッチは唯一の三才馬。その年のオークス

を勝ち、暮れの有馬記念まで勝っちゃいました。

ガーネットは秋の天皇賞(まだ3200mの時代)を

勝ち、有馬を連勝しちゃいました。しかし!

どちらも12頭立ての9番人気だったのです!

人気薄!

トウメイに限っては、なんと 六頭立て!

(いろいろ病気などで回避馬が多かった模様)

実際は秋の天皇賞有馬記念を連勝した強い馬

なのですが、なんとも悩ましい。。。

 

一番人気で勝ったのはダイワスカーレットのみ。

ジェンティルドンナでさえ四番人気でした。

 

ダイワスカーレットの年のほかの人気馬を見ると、

二番人気マツリダゴッホ

三番人気スクリーンヒーロー となってます。

 

マツリダゴッホはその前年九番人気で有馬記念

制したものの、その後GⅡは勝ちますが、GⅠは

勝てないまま有馬に。結果は⑫着でした。

次の年の有馬までがんばりましたが、勝ったのは

オールカマーだけで、最後の有馬記念

三番人気で⑦着でした。

 

スクリーンヒーローは前走のJCを九番人気で

勝って穴をあけましたが、有馬は⑤着止まり。

その後も勝ち星に恵まれず翌年引退しました。

 

このような二頭が上位人気だった第53回大会。

ダイワスカーレットが勝ってもおかしくない

ですよね。

 

さて、ジェンティルドンナ です。

 

彼女より上位の人気馬が

ゴールドシップ宝塚記念①、凱旋門帰り)

エピファネイア(JCをぶっちぎって勝ち)

ジャスタウェイ(ドバイ、安田とGⅠ連勝)

という猛者ばかり。

さらに ジェンティルドンナはそのレースが

引退試合で、なおかつ中山競馬場初!

 

四番人気も 少しご祝儀馬券が入ってのもの

だったかもしれません。五番人気がその年の

春の天皇賞フェノーメノですし、六番人気が

ダービー馬ワンアンドオンリーでした。

 

今回はそのレースの豪華さに近いものがあります。

さて、アーモンドアイは、リスグラシューは、

はたまたアエロリットはジェンティルドンナ

なれるんでしょうか?!

 

さて、前述したように

距離は違えど、秋天からの有馬記念制覇が

定石となっております。

ダイワスカーレットは②着でしたが、

ウオッカとタイム差無しですし、

ジェンティルドンナ秋天は0.1秒差の②着。

 

実に5頭中4頭が秋の天皇賞を連対してるんです。

 

これは アーモンドアイには 良いデータです。

状況はジェンティルドンナですが、データは

ダイワスカーレットに似ています。

 

これ、アーモンドアイで堅いのでは?

と思わせるデータでした。

 

というわけで、今残っている馬は、

サートゥルナーリア

ワールドプレミア

アルアイン

キセキ

アーモンドアイ

 

ですが、実は前走が2000~3000m以外の馬は、

勝っていることが条件になります。

 

ダイユウサク芝1600①着

グラスワンダー芝1800①着

 

よって、アルアインは 来ません。

 

また、キセキは中山競馬場の成績が⑨着1回と

あまり推せません。

アーモンドアイとワールドプレミアは魅惑の

”中山初”

サートゥルナーリアは二戦二勝です。

 

さあ、盛り上がってまいりました!!

 

勝つ馬は この三頭に絞られましたよ!!

牝馬三冠を達成し、昨年のJC、今年の秋天

古馬牡牝混合GⅠを制したアーモンドアイか、

春のクラシックは不出走だた、菊花賞を能力の

高さで勝ってしまったワールドプレミアか、

はたまたホープフルS皐月賞という中山の

GⅠを二つ勝ったサートゥルナーリアか?

 

もう少し 悩んでみましょう!

 

 

                      。