エリザベス女王杯を考察する2020 パート1
2001~2019年の19頭がデータ対象となります。
集計します。
三才馬 八頭
四才馬 八頭
五才馬 三頭
六才~ 0頭
パッと見でお分かりいただけるように、”五才馬”がポイントですね。
2009クィーンスプマンテ 11人気 (G1二走目)
三頭とも じつは ”5勝馬”です。
トゥザヴィクトリーは重賞馬ですが、あとの二頭は重賞未勝利でした。
ポイントは その二頭が勝った時の一番人気の馬の状況です。
2009はブエナビスタが一番人気でしたが、③着でした。(単勝オッズ1.1倍)
2009/11/15 第34回 エリザベス女王杯(GⅠ)【クィーンスプマンテ】
2012はヴィルシーナが一番人気で②着でした。(単勝オッズ1.2倍)
2012/11/11 第37回 エリザベス女王杯(GⅠ)【レインボーダリア】
いずれも 一本かぶり気味の人気馬が負けたケースです。
(くしくも この三頭が勝ったレースはいずれも一番人気が三才馬)
今年は一番人気はラッキーライラック(五才)になりそうなので、
”五才馬は来ない”という結論になります。〈大胆〉
ちなみに 五才馬を見ていきましょう。
登録馬は九頭【勝利数、前年エリ女着順、前走】
ノームコア【6勝、不、札幌記念①着】
センテリュオ【5勝、④着、オルカマ①着】
サラキア【4勝、⑥着、府中牝馬①着】
ウラヌスチャーム【6勝、⑪着、新潟牝馬①着】
ロサグラウカ【4勝、不、新潟牝馬➆着】
サトノガーネット【5勝、⑨着、新潟記念④着】
リュヌルージュ【3勝、不、七夕賞⑧着】
カーロバンビーナ【3勝、不、新潟牝馬⑤着】
となりまして、5勝未満は消しです。
さらに 五才馬で勝った馬三頭は、いずれも
”鉄砲”か、”休明け二走目”で、フレッシュな状態でした。
やはり五才にもなると 使い詰めだと厳しいようです。
残るのは
ラッキーライラック
ノームコア
センテリュオ
サトノガーネット
の四頭です。
ちなみにノームコアは一昨年はエリ女に出ましたが、
近走はマイルくらいの距離を主戦場としており、
さらに 阪神コースはじめてとあり、推せません。(涙)
あと、接戦のあと 疲れが残っていると成績が悪い傾向にあります。
前走勝ち馬は 19頭中 ”四頭”しかいないのです。
しかも勝った馬はいずれも ”0.2秒以上” 離して勝っています。
接戦(タイム差無し や 0.1秒差)の場合、エリ女で
負けてるケースが多いのです!!
それをふまえると、前走をタイム差なしで勝ったセンテリュオは
”危険な人気馬”となります。
というわけで、五才馬から残るのは
ラッキーライラック と サトノガーネット の 二頭です。
次回は四才馬 です。