エリザベス女王杯を考察する2020 パート3
寒くなってきましたね。当てて懐を温めたいところです。
さて、いきましょう。
データは2001~2019です。
三才馬は2001~2019で8頭の勝ち馬がいます。
2010のスノーフェアリーはのぞきます。
勝ち馬の条件は、
1)前走が秋華賞(7頭中7頭)
3)オークスに不出走の馬は前走、前々走連勝中
となります。
しかし ここでもうひとカテゴリーのデータを。
”三才馬で一番人気ながら負けてしまった馬” が
じつに 10頭!
(そもそもこのエリ女を一番人気で勝ったのはたったの三頭!)
のきなみ ”負けている”のです。 なぜ?
三才で一番人気で負けた馬 は10頭ですが、
問題は ”タイム差” です。
つまり タイム差が 僅差 だと なぜかエリ女で負けています。
10頭すべてが、タイム差 0.0~0.1 なのです。
もっと詳しく言うと、勝った馬は7頭いますが、0.0~0.1差なのです。
負けた馬は3頭ですが、0.0とタイム差無しなのです。
(2009ブエナビスタは①着入線でしたが③着降着となりましたが、
じつはタイム差は 0.0 なのです。)
それにくらべ、三才でエリ女を獲った馬の中で 前走勝ち組は3頭いますが、
0.6差、0.2差、0.2差、と差をつけて勝っているのです。
前走負けてエリ女を獲った馬は4頭ですが、
0.1差、0.3差、0.3差、0.2差 と きちんと負けています。
つまり、ポイントは ”疲れ” かと。それこそ 目に見えない疲れ。
少しでも余力を残して前走を切り上げたかどうかという観点を
今回は重要視します。
しかしながら 負けすぎもよくないのです。(ややこしい!)
秋華賞は 負けても 0.3差 までです。
三才馬で登録しているのは5頭。
ウインマリリン【⑮着タイム差2.5、オークス②着、②着】
ソフトフルート【③着タイム差0.3、2勝クラス①着、不出走】
ミスニューヨーク【⑤着タイム差0.5、紫苑S⑤着、不出走】
さて どうでしょう?
どの馬も 一長一短ですね。
三才馬は 今回は 用がないかもしれません。
ただ、ソフトフルート ちょっと怖いですねえ。
さて、いよいよ 佳境です。