心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

秋競馬2017 秋華賞 考察その1

牝馬限定戦は苦手、です。
がしかし、予想してみます。

データ対象は2001~2016年までの16頭です。

じつに 簡単なデータばかりで
逆に面白かったです。

まず、1~3人気馬で決まっているという
異例の堅さ。
荒れたのは2008年のブラックエンブレム
11番人気での勝利のみとなります。

前走を見ますと(全16頭中)

ローズS11頭
紫苑S2頭
クイーンS1頭
となります。

さらに 前走ローズS組は
休み明け二走目という馬が11頭中10頭。

紫苑S組は2頭とも休み明け三走目です。


ちなみに今回、休み明けの馬は
(要は前走オークスという馬は)
おりませぬ!

まずは、ローズS組を確認していきます。

休み明け四走目 というのが
2002年のファインモーションです。


四戦四勝 条件戦を連勝して 一気にローズSも制覇、
その勢いもあって 見事秋華賞制覇。
ちなみに次走のエリザベス女王杯も勝っちゃいます。

こんな馬 今回は いません。

ローズSも 着差がけっこうあったので、
完全に 力が頭一つ 抜けてましたね。

ということで、
例年通り、休み明け二走目で挑んでくる馬を
研究しましょう。

実は ローズSを叩いて秋華賞に挑んでくる馬には
ひとつ共通点がありまして。。。

春のクラシックに 出走してる、という点です。
どちらも出ているのが8頭
オークスのみが1頭
桜花賞のみも1頭
です。
ちなみにどちらかのみ という馬は
そのレースを勝ってますので、
今回は該当馬は おりませぬ。

そして 興味深いデータがここに…

春のクラシックに出ている馬で、
桜花賞を制したローズS組は4頭いるんです。
残りの6頭は、
オークス前の主要トライアルレースを
勝ってるんです!


どうです?面白いでしょう

つまり、3才の春の時点でそれなりの結果を残していることが大切なのです。

ちなみに2006年のカワカミプリンセスオークス馬ですが、
そのトライアルのスイートピーSを勝ってます。

そしてそして、路線のちがう
紫苑S組とクイーンS組の3頭ですが、
2016年ヴィブロス
春のクラシック トライアルレースに
複数挑戦しています。
(ことごとく大敗していますが…)
とにかく 荒波にもまれているわけです。
2011年のアヴェンチュラは なんと
阪神ジュベナイルフィリーズに出ているんです!④着ですが。


つまり、
路線は違えど、
ファインモーション以外は きちんと春のうちから
クラシックを意識してトレーニングを重ねてきたわけです。
決して 急に強くなったわけでも
上がり馬として化けたわけでも ないわけです。

きちんとした 下地 があるんです。

話が 長なりましたね。

次の回で 今回の出走馬の戦績を検証します。