秋競馬2018 マイルCSは超難問!8
秋競馬において 三才馬が古馬に
立ち向かうケースは 多々ありますが、
玉砕することが多く、斤量の差がついている理由も
よくわかります。
高校球児が プロ野球に挑む
そんな感じでしょうか。
でもプロ入りしてすぐ活躍をする
清原選手のような いわゆる
超高校級 の選手もいます。
ほんの 一握りですが。。。
ちょっと 調べたものをご覧ください。
データ対象は2000年以降です。
秋の主要3レースで
三才馬が勝ったケースです。
2002シンボリクリスエス
JC
2001ジャングルポケット
2010ローズキングダム(繰り上がり①着)
2012ジェンティルドンナ
有馬
2002シンボリクリスエス
2010ヴィクトワールピサ
2011オルフェーヴル
2012ゴールドシップ
2016サトノダイヤモンド。
そうです。
秋天の時期ですと まだまだ通用しないのですが、
徐々に適応し、有馬記念時には わりと結果を出す三才馬が
多くなっているのです。
挑戦する三才馬自体が少ない というのもあるでしょうけども。
つまり何が言いたいかというと、
競走馬の成長は速い というです。
おそらく 馬の三か月は 人間の1年くらいなのではないでしょうか。
鍛えて 経験して 慣れて 勝負する。
マイルCSを三才の身で勝った馬は 歴代4頭しかおりません。
1988サッカーボーイ
1997タイキシャトル
2000アグネスデジタル
2017ペルシアンナイト
路線変更して 三才限定戦の中日スポーツ杯の勝ちを弾みに
そして 1番人気で マイルCSを制したのでした。
デビューが遅かったというのがあって、三才秋の
古馬を一蹴。一気に名馬への道を駆け上りました。
どちらも いかにも マイラー といった感じの体系ですね。
適距離では敵なし そんな印象があります。
アグネスデジタルは どちらかというと 万能型でしたね。
ダートも芝もこなし、距離も2000までは許容範囲でした。
そこへきて ペルシアンナイトです。
完全無欠のマイラーではなく、
調子のよい 展開の向いた
またレースをしたら 結果が変わりそうなほど
力の拮抗した戦い。
そんなレースを制したのが ペルシアンナイト なのではないでしょうか。
三才にそんなことできます?
そして本番では粘るエアスピネルをねじ伏せたのです。
しかしその後は いまいちパッとしません。
つまり、、、
絶対的能力や マイルに自信のある馬ではなく、
勢いがあり、たまたまマイルに活路を見出した馬。
そんな感じの 三才制覇 だったわけです。
振り返れば歴代の三才優勝馬は おそらく
年代自体が レベル高し!だったのか、
次年度の今レースは 同じ世代が制しています。
つまり 翌年は4才馬が勝っています。
だとしたら、今年は ペルシアンナイトの連覇?
アルアインの逆襲?
アエロリットの本格化?
モズアスコットの年度完全制覇?
4才馬もかなり強力です。
しかし、こういうデータは
気づいたら外れるの法則
を忘れてはいけません。
わたしは今年は 三才馬に 大きなチャンスがあると思っています。
要するに、当初から この マイルCSを目指してきた
三才馬は もはや 古馬との壁を 半分乗り越えている、と。
菊花賞?距離が長いよ。
秋天?相手が強いよ。
マイルCS?ちょうどいいね!
これを 行き当たりばったりではなく
初めから ローテーションとしていたならば、
そこに 三才馬だから という言い訳は成り立たないはずです。
ケイアイノーテックは NHKマイル との
春秋制覇が目標となります。
抑えた実力馬です。
ジャンダルムは 素質上位と評価されてきました。
カツジは主要マイルレースに何度も挑戦してきました。
さあ、わたしは ふがいない4才実力馬に
喝を入れるべく、今回は 上位を三才勢で占めて欲しいのです。
調子が良ければ 実績なんて関係ない!ってとこを
見せて欲しいのです。
結果、今回のマイルCSは
三才馬が 制します。
制しても 全然 不思議はないという 結論です。