心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

原辰徳さんが巨人監督へ復帰。

こういってはなんですが、
前回の辞任は 今ひとつ
ピンときませんでした。

いろいろあったので
ひとまず 監督を交代することで
風を変えたい という意図だったのでしょうか。

それにしても 髙橋由伸選手が監督に
なるとは ちょっとびっくりしましたよね。

今、プロ野球の監督になるべき素材として、
しっかりとした コーチ経験や
選手時代での苦悩、苦労の経験などが必要で、
そういう さまざまな選手の心を
把握したり共感できる人間の方が
監督業に向いているのだと思います。

決して由伸さんが向いていない、というのではなく、
要するに 運が悪かった、と。

もう少し 勉強する時間があれば もっと
違う結果になっていたかもしれません。

とにかく、戻るべくして戻った原さん。

今後、未来永劫 原さんでいいんじゃないでしょうか。

とさえ思ってしまうくらい 巨人には
次期監督 というフレーズの合う人材がいません。

松井選手の名前が事あるごとに
出てきますが、わたしはちょっと
原さん以上の成績というものを
予感できませんもの。

原辰徳 という選手は、
ちょうど 長嶋さんと入れ替わりで入団し、
王さんの現役引退と同時に入団という、
ONの担ってきたものを 一気に背負ってしまった
不運の方だと思っています。

アンチ巨人 というフレーズが
昔からありますが、
わたしにとって アンチ巨人 というものは
原さんが入団してから 定着したものだと
勝手に思い込んでおります。

それでも わたしの青春時代は
原辰徳 とともにあるわけです。

どんなに 父が彼を罵ろうが、
わたしにとってのヒーローは
原辰徳 だったんです。

チャンスに弱い というのが
世間一般的なイメージだったのですが、
わたしは逆に 当時あった
勝利打点』という項目で
優秀だったのを覚えています。

つまり 試合を勝負づける点を
叩きだした選手に与えられる勲章 です。

4打席あれば 1打席は結果を出す、という
選手だったな、と。
イメージとして
猛打賞 ってあんまりなかったんじゃ?
って思うくらい .250の選手像 を
確立しましたよね。

でも、わたしにとってのヒーロー 原辰徳



このシーンが 大好き。

みんな、彼とシンクロしてました。

めっちゃ心の中で
「古田、なめんなよ!」
って叫んでましたもの。

とにかく 印象に残る選手でした。


監督時代も モチベーターとして
選手の掌握術に長けた方だなあ、というイメージです。

こういう 感情の豊かで、
人間味があり、なおかつ 勝負師としての
信念を大切にする方を わたしは尊敬します。

サッカー日本代表の元監督、岡田武史さんにも
通ずるところがあるのでは?と思っています。

勝負師としてふるまうことこそ、
エンターテイメントに通ずる という信念。

これです。

奇をてらった作戦や、お客さんの臨むような
選手起用 なんて 誰かに作られたようなもので、
本当のオリジナルではないですし、なにより
勝負をかけているかどうか、怪しいものです。

結局 相手チームが 予想しにくい起用をして
初めて 監督 って呼ばれるんじゃないでしょうか。

決して 奇をてらうのではなく、
素直な印象での選手起用。

だって、登録選手は たくさんいるわけです。

ピッチャーはもとより、
キャッチャーだって3人くらいいるわけです。

わたしは 否応なく期待してしまいます。

なんねんかかるか わかりませんが、
観戦したいものです。
いちファン として。

さて、ドラフトはどうなるでしょうね。