心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

卓球の愛ちゃん、堂々と引退。

潔い。

素晴らしい。

笑顔が 心の底から。

卓球というスポーツに没頭し、
中国という大国へ挑みつつ、
言語を理解し国間の友好をすすめ、
決しておごらず、あくまで敵は自分と戒め。。。

国民の娘。そんな愛ちゃんも いい大人になりました。

あんなにちいさいころから テレビに出演し、
何度も泣き、泣くことで強くなり。

わたしたちはずっと愛ちゃんの成長を見てきました。

「いや、そんなことはない」とは言わせません。

テレビという文化が好きな人なら、
卓球の愛ちゃんは避けて通れないはず。

そのくらい、メディアへの露出はすごいものでした。


最初は 子供だけどすごいんですよ、的な感じでした。

アスリートというよりは、スーパー小学生 みたいな感じ。

わたしは はっきりいって、成長したときに
知名度に実力が追い付かないのでは?と
思っておりました。

いやはや 失礼をしました。

愛ちゃんは とんでもない努力で 真の強さを手に入れたのです。

人気に見合う 実力を身に着けたのです、ちゃんと。

今までそんな方 いらした?

スーパー小学生で終わりだったじゃないですか。


メディアに出た分、その後も追っかけられます。
わたしたちだって、あの子 どうなったかな?って
気になります。
卓球の世界だって、上には上がいますもの。

それでもなんとか喰らいついて。
実力を磨き、己を磨き。

いつしか 卓球界の 真のアイコンに。

彼女のことを悪く言う人はいないんじゃないでしょうか。


この度の引退記者会見で興味深いくだりが ありました。

「思春期の頃、冷たい態度をとってしまい、すみませんでした。」

こんなこと言えます?

世界にはいろんな人がいて、いろんが考え方があります。

でもそのパターンには 三つくらいあって、
『同調』『反抗』『無視』
かな、とわたしは思っております。

そうです、同調しないひとはすでにそこで
反抗的態度か 無視しているかのどちらかなのです。

それはこの世界の 簡単な解釈となりました。

要するに、返事が無ければ 反対か無視なんだな、と。
理解するわけです。

いつからそんな世の中になったのでしょう。

十人十色

それだけ意見は多種多様でよかったはす。

横道にそれました。

愛ちゃんが言った 冷たい態度に対する謝罪は
非常に素直な気持ちで、これをうがった見方をする方を
わたしは軽蔑します。
悪いことをしたら、悪いことをしたなあと思ったら、
素直に謝る。

これ、なかなかできることではありませんよ。

わたしが 小さいころから見てきた限り、
愛ちゃんは とても素敵な人間へと
成長してこられたと思います。

続く人生、頑張ってほしいものです。

すごく、きよきよしい気持ちになりました。