心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

babymetal ライヴが終わったようです。。。

もちろん、わたしは遠い地におるので
みることはできませんでした。

さて、広島の二人での公演以来の ジャパンツアー。

はっきりいって、あの時点で予兆はあったわけです。

これだけネットが普及しているわけですから、
運営陣見ないわけないですもの。
ユイメタルさんに関するネット上での噂を。

すなわち babymetalを脱退するのではないか?という推測。

普通はですね、中止ですよ。
三人しかいないんだから。一人欠けたら中止です。
かりに体調不良のメンバーが スゥメタルさんだったら、
中止でしょ?
なので、ユイメタルさんにしてもモアメタルさんにしても
出られないなら 普通は 公演延期です。

それが 普通です。

中には 二人での公演こそ、レア。などと
変に持ち上げる方もいらっしゃいました。

わたしは いま 思いますよ。

あのころの わたしたち ネットでいろいろと騒ぎ始めたことが
もはや伏線だったんだと。

わたしたちこそ、踊らされたんだと。

そうです、脱退の方向だったわけですよ、最初から。
それをわたしたちが 『きっとそうだ』とか
『いや、ゆいちゃんはきっと戻って来る』とか
討論することで、脱退後の姿を漠然と描くように
仕向けられていたのです。

リークとかいろいろありますが、ふつうに考えて
女の子が 本当はアリアナグランデとかが好きな女の子が
メタルて。。。

わたしたち おとなが 押し込めちゃったんですよ。
メタルという世界にゆいちゃんを。。。

責任は わたしたちにあるんです。
面白がっちゃったから。

わたしは 高校卒業のタイミングで
babymetalというプロジェクトは
閉じてもいいと思っていました。

あくまで、終着点ではなくて 通過点にしてあげたかった。
なのに、突き進んでしまった。

それはそれでいいんですが、3人とも同じ意志なのか
わたしはずっと心配でした。

思えば、武道館で転落した際も、公演は続きました。
健気にゆいちゃんは 戻ってきましたが、きっと
しんどいことだったでしょう。
もあちゃんの涙は、そんな状態なのに
ライヴを続けなきゃいけない状況が
悔しかったのではないでしょうか。

わたしたちが 盛り上がっているから。
止められないわけです。

普通は 落ちたところで ライヴ終了です。

だって、事故ですもの。

でも、ショーマストゴーオン。


時として 伝説は痛みを伴い、
時間を経て美談となり、
さらに時間がたつと メッキがはがれてくるのです。

止めることも 伝説になったはずなのに。。。


わたしは武道館のデロを観るたび、
はやく このプロジェクトをちゃんと
終着させてほしいと 思っていました。

想いながらも、続くことでほっとしてもいました。


やがて、ほころびは徐々に大きくなり、
ゆいちゃんのところだけ、ぽっかりを穴が開いてしまいました。
そこに ゆいちゃんは落ちてしまったのです。
本当の意味で。。。


ダークサイド。

そんな言葉で片づけるのは べビメタたるゆえんですが、
やはり 芸の世界というのは 足を止めたらそこで終わりなんです。

仕方ない。

結局、暗黙の了解で わたしたちは
ユイメタル脱退の日の訓練をさせられたのです。
それが アメリカツアーの初日で明確になりました。

ああ、これは 脱退の準備ツアーだ、と。

契約があるから ツアーを中止にすることが出来ない、とか
止めるのは既定路線だが、契約上それはいえないのだ、とか
いろいろありましたが、ずばり、決まっていたのです。

抜けることが。

でないと、こんな展開無いですよ。


ただ、そこで、おとなたちがどう対策を考えたか。


増やす。減らす。やめてしまう。


結果、おそらく。おそらくですよ。


抜けた穴を埋める。

これだと思います。


みましたよ、三角形が三つ集まる紙芝居を。
これって、また 三人になる ってことでしょう?

ユイメタルが抜けても、三人は三人。

なんて おセンチなことをメタルはいいませんよね。

これは確実に また トライアングルが出来るという表示ですよ。

でないと、おかしい。


いろいろありますが、

1)スゥメタル のソロ(モアメタルの脱退)
2)人数を増やす
3)代わりの子を入れる

このうちのどれかを選べと言われたら、
わたしは 3を選びますね。


そんなの babymetal じゃない!

そうです。
ユイメタルさんはもう 戻ってこないんです。
あのbabymetal は もう過去に。。。

これからのbabymetalは 変わる必要があるのです。

解散を選ばなかったということは 少しずつ準備をして、
わたしたちも、演者側も。
来るべき時、つまり、来年のFOX DAYに。
わたしは 答えが出ると 思っています。
(長っ!)