心の成長が高校二年生で止まっている男の他愛の無い話

本当は50歳近辺のおっさんの。競馬、アイドル、小説。

Mステ、西野七瀬さんラスト。

アイドル とは 青春 と 仮定します。
つまり、学生でいう部活動。
                   。
お金を頂く部活動なのでアルバイトとも
言えるかもしれません。

高校球児が甲子園を目指し、未来のプロ野球
選手を意識するのと同じく、グループの
アイドルに所属し、将来芸能界でタレント
として独り立ちできるように修行する場。

野球をしている全員がそれを生業として
将来生計を立てていくことを考えている
わけではないと思います。中には高校まで
とか、学生のうちだけ、と考えたり、
プロになりたくて野球をしているわけでは
ないと考える子もいると思います。

野球がやりたくて 部活に取り組んでいる。

それでは プロを目指さなければ果たして
意識が低く甲子園に出場することなんて
夢物語なのでしょうか?

単純に 甲子園をめざす だけでいいのに
そこに プロだ メジャーだ と
若者の人生を縛り付けるフレーズが
必ず出てきます。

どこの球団が好きですか とかいう質問。

好きならば、そこに行きたいと?

アイドルが 将来何を目指していますかと
問われ、明確な答えがないと 意識が
低いのでしょうか?

たとえば、AKBグループさんだと、
『総選挙で1位』とか言わないといけない
のでしょうか?    否!
                   。

ただ単に 今やっていることに熱中して
取り組むだけで、素晴らしいはずなんです。

甲子園にでられなくてもめざすことが
まず 素晴らしいと。

選抜に選ばれてTVに映る時間が増えること
がすべてではないのです。

切磋琢磨したり、完成度を上げるため
がんばりあることが 大切なのです。

売れる、売れないは 二の次。

どんな名プロデューサーだって、
売れないものを売ることはできません。

その過程が美しければ美しいほど、
売れる可能性が高い、それだけです。


さて、西野七瀬さん。

先日、最後のMステ出演となりました。

いよいよ卒業なさる西野さん。
Mステでも披露なさった8thシングル、
「気づいたら片想い」にて初めてセンター
に抜擢されました。MVもそんな状況を
重ねた内容で、とても共感できました。



この12月で卒業となります西野七瀬さん。
                   。
乃木坂ちゃんがブレイクするきっかけは
この方の存在があったからこそとわたしは
思っています。なぜならば、この方が縁で
わたしはこのグループを注目することが
できたからです。わたしが知るくらいなら
世の中が放っておくわけないのです。

このミーハーのわたしが知るくらいなので。

果たして いまや アイドル界のみならず
女性歌手のトップランナーとなったのですが
西野さんはこの状況を目指していたので
しょうか?こうなるために必死にがんばって
きたのでしょうか?

答えは いいえ だと思います。

がんばってきた ご褒美 と とらえている
そんな気が わたしはするのです。

確かに 芸能界で生きていくつもりかも
しれませんが、そんなに欲はないような気が
するのです。要は、求められているうちは
がんばります、と。
誰からも 必要とされなければ そこで
アイドル~女優としては 一区切りだと。

そんな感じがするんです。

がんばって野球した結果、甲子園に出る事が
できたと。楽しかったと。
もう少し野球をやりたい、と。
大学~社会人と野球を続けていたら、
ドラフトで指名された、と。

そんな状況が 今。

指名されたので プロに入る、と。

自分だけの力だけで甲子園に行けたわけ
でもないし、自分もがんばったから
行けたという自覚も多少はある。
でも、プロでやっていくには覚悟がない。

そんな 乃木坂46時代だったのでは?

周りには魅力的な女の子がたくさんいる。
自分も負けたくないし、頑張ることで
乃木坂がのぼっていく。

そんな感じだったのではないでしょうか。

さあ、ドラフト会議でいよいよ西野さん、
指名されましたよ。受けますか?

いま、まさしく ここ。

彼女の人生が今後どうなろうと、
これまでの乃木坂ちゃんでの軌跡は
まぎれもなく 最も輝いていた時代。

そのことに甘えて生きるのか、
それとも いったん捨て去るのか。

そこで 人としての成長が問われると
わたしは思います。

そして、Mステを拝見し、もはや
西野さんは 甘えても引きずっても
後悔もしておらず、やり切った充足で
いっぱいであることを確認しました。
(何目線?何様目線?)

すぐ野球に例えてしまいますが、
人生って そんなもんですよね。

さあ、次なるヒロインは現れるのか?

新たなムーブメントが訪れるのか?

                   。
青春って 素晴らしい。輝かしい。
そして、うらやましい。。。。。