有馬記念を考察する2020 その1
データ対象は1988~2019の32頭です。
。
牡 牝
三才馬 12頭
四才馬 8頭 四才馬 1頭
五才馬 8頭 五才馬 2頭
六才馬 1頭
圧倒的に三才牡馬が強いですね。やはり
斤量 でしょうか。そして六才馬が非常に
不利な条件ですね。それも歴史的大穴馬
ダイユウサク(1991)ですから、今回は
素直に 六才馬は 勝てません。
さて、三才馬から見てみます。
前走 菊花賞7頭
JC 4頭
前走が菊花賞だった7頭のうち、6頭が
勝ち馬で、唯一勝てなかった
ブラストワンピースは古馬混合重賞を
勝ってます。
前走がJCの馬は今回はいません。
ただし、前走AR杯の馬がいます。
グラスワンダーは朝日杯二歳S(G1)を
勝っていますので、果たしてオーソリティが
そこまでの器なのかはわかりませんが、
三才馬の中で残すのはオーソリティです。
四才馬は
・前走か前々走で重賞勝ち(距離は20~24)
・休み前G1(それ以外は勝ちが条件)
これに当てはめると残るのは
クロノジェネシスのみです。
五才馬は
・前走20~25
・四走内でG1勝ちアリ
・休み前G1(9頭)G2(1頭)
G2の馬は勝利が条件
・G1馬
さて、残るのは
フィエールマンのみ
オーソリティは無理に残したので、
実質いま 残っているのは、
フィエールマン(牡五才)
クロノジェネシス(牝四才)
さて、この2頭のうち
どちらかが勝つのでしょうか??
。
ジャパンカップを考察する2020 パート4
コントレイル
デアリングタクト
牡三冠馬のJCの成績です。
1983ミスターシービー不出走 四才で⑩着
1994ナリタブライアン不出走 四才で⑥着
2005ディープインパクト不出走 四才で①着
2011オルフェーヴル 不出走 四才で②着
牝三冠馬のJCはこうです。
1986メジロラモーヌ 不出走
2003スティルインラブ不出走
2010アパパネ不出走
2012ジェンティルドンナ①着
2018アーモンドアイ①着
さて どうでしょう?
デアリングタクト>コントレイル
じゃないですか?どうみても。
でもこれだけじゃ データが少ないですよね。
では、
秋華賞馬の勝ち馬の
JCの成績と秋華賞の前走の成績
2018アーモンドアイ①着 オークス①着
どうでしょう。秋華賞を連勝で勝った馬が
JCを制しています。
それでも少ないですね。では、
オークス馬のJCの成績です。
2012ジェンティルドンナ ①着
2015ミッキークイーン ⑧着
2017ソウルスターリング ➆着
2018アーモンドアイ ①着
どうですか、ソウルスターリングは
桜花賞③着でした。
つまり、何をどうひっくりかえしても
デアリングタクトの①着という予想は
覆らないのです!!
幸あれ!
ではコントレイルは?
菊花賞馬のJCの成績
2000エアシャカール⑭着
2003ザッツザプレンティ②着
2004デルタブルース③着
2008オウケンブルースリ⑤着
残念です。。。
では、ダービー馬の成績は?
2000アグネスフライト⑬着
2001ジャングルポケット①着
2003ネオユニヴァース④着
2006メイショウサムソン⑥着
2007ウオッカ④着
2008ディープスカイ②着
2010エイシンフラッシュ⑧着
2014ワンアンドオンリー➆着
2017レイデオロ②着
対戦していたのです。それって結構
経験値的に高いものだったのでは?
としか言えません。このデータは。
残念ながら、コントレイルの勝ちは
ありません。
というわけで、
①着デアリングタクト
②着コントレイル
③着アーモンドアイ
となります。
コントレイルとアーモンドアイが
逆かもしれませんが、
デアリングタクトが勝つのは
データがすべてを物語っています。
五才牝馬が1番人気でJCを負けたのが、
ジェンティルドンナです。
三才、四才と連覇しての参戦でした。
ローテーションも前年とほとんど一緒。
なのに負けたということは、やはり年齢。
ちなみに そのレースを勝ったのが
デアリングタクトの父です。
ということで
勝つのは
デアリングタクト
なんだかんだいっても勝つのはたった1頭!
これ外したら、1か月 競馬禁止!
(有馬記念は買うという・・・)
。
ジャパンカップを考察する2020 パート3
さて、一番人気はアーモンドアイですね。
。
残っているのは3頭です。
アーモンドアイ(牝五才)
コントレイル(牡三才)
デアリングタクト(牝三才)
天皇賞秋を勝った馬のJCの成績。
(JCに出走した馬のみ記載)
2017キタサンブラック(牡五才)③着
2015ラブリーデイ(牡五才)③着
2014スピルバーグ(牡五才)③着
2012エイシンフラッシュ(牡五才)⑨着
2011トーセンジョーダン(牡五才)②着
2010ブエナビスタ(牝四才)②着
2008ウオッカ(牝四才)③着
2007メイショウサムソン(牡四才)③着
2005ヘヴンリーロマンス(牝五才)➆着
2004ゼンノロブロイ(牡四才)①着
2003シンボリクリスエス(牡四才)③着
2002シンボリクリスエス(牡三才)③着
2000テイエムオペラオー(牡四才)①着
もうちょっとさかのぼりましょう。
1999スペシャルウィーク(牡四才)①着
1997エアグルーヴ(牝四才)②着
1996バブルガムフェロー(牡三才)⑬着
秋の天皇賞とJCを連勝したのは2000までで
たったの2頭。参考までに1999は
スペシャルウィークが勝ってますが、
それでも苦戦しているのは間違いありません。
勝ったのは牡四才のみ。
もちろん今回初めてアーモンドアイが
勝つ可能性はあります。
しかし、ここでもうひとつ。
牝五才の勝ち馬である2頭、
2011ブエナビスタ
2009ウオッカ
ですが、どちらも前走の秋天を負けています。
つまり、少し余力が残っていたのか、と。
ズバリ アーモンドアイは②着か③着かと。
残り 2頭 です。
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ジャパンカップを考察する2020 パート2
牝馬 ってすごいですよね、最近の。
さて、ちょっと変わった情報を。
三才馬が活躍するこのレース。
なぜか?
そうです、斤量です。
三才牡馬は55㎏
三才牝馬は53㎏で出走できるのです。
デアリングタクトが 53㎏!!
そして、これまでのJC馬は、なんと
前走から斤量が減っている馬が多いんです。
減っているか もしくは同じ。
58→57が8頭
56→55が4頭
59.5→57 57→55 55→53が2頭ずつ。
57→57と変わらないのが1頭
唯一53→57とけっこう増えているのが
この馬に関しては、データが何一つ
あてはまりません。お手上げです。
そんな馬がいたとよ~です。
というわけで、斤量の増えている馬は消し
なわけです。となると、消えるのは
カレンブーケドール
クレッシェンドラヴ
トーラスジェミニ
パフォーマプロミス
ヨシオ
ワールドプレミア
です。
残ったのは
アーモンドアイ(牝五才)
グローリーヴェイズ(牡五才)
コントレイル(牡三才)
デアリングタクト(牝三才)
ユーキャンスマイル(牡五才)
の5頭です。
しかしここでもうひとつデータを。
牡の五才馬ですが。
実はこれまでで3頭のみの勝ち馬。
そのうちの1頭は外国調教馬。
つまり、日本馬は2頭のみなんです。
2017シュヴァルグランと
2019スワーヴリチャード。
どちらも 前年のJC③着 そしてAR杯馬。
さらに東京競馬場での好成績。
シュヴァルグランが(1,0,1,0)
スワーヴリチャードが(2,2,2,2)
さて、今回の2頭はどうでしょうか。
ユーキャンスマイル 前年JC⑤着(1,0,0,3)
グローリーヴェイズ 東京初
いかがですか?買えますこれでも?
ということで、
アーモンドアイ
コントレイル
デアリングタクト
の3頭です。
つづく
。
ジャパンカップを考察する2020 パート1
さて、今世紀最強のメンバーという煽りの
”三頭立て”のレース!というねじ曲がった
見方はやめて素直に楽しみましょう!!
データ対象は2000~2019の20頭
馬齢別です
牡三才 2頭
牡四才 8頭
牡五才 3頭
牡六才 1頭(2003タップダンスシチー)
牝三才 2頭
牝四才 2頭
牝五才 2頭
休み明けの状況です
二走目 11頭
三走目 8頭
休みなし1頭(2008スクリーンヒーロー)
前走です
天皇賞秋 9頭
京都大賞典 3頭
菊花賞 2頭
秋華賞 2頭
凱旋門賞 2頭
AR共和国杯 1頭
英G1 1頭(2005アルカセット)
さて、馬齢的に最初にさばくのは
六才以上の馬ですね。
タップダンスシチーは前走①着でした。
そんでもってJCは逃げ切り①着。馬場は重。
2200~2500の成績が(4,4,5,5)と
クラシックディスタンスが主戦場でした。
そしてなんといっても近4走中3走で勝ち
星あり。年は重ねど充実期だったわけです。
今年の出走馬に該当なしです。
そうです、キセキ は勝てないのです。
残念です。
残るのは
牡三才コントレイル
牡四才トーラスジェミニ
ワールドプレミア
牡五才グローリーヴェイズ
ユーキャンスマイル
牝三才デアリングタクト
牝四才カレンブーケドール
牝五才アーモンドアイ
以上8頭 この中から勝ち馬は出ます。
つづく
。
マイルCSを考察する2020パート4
阪神開催であること。これはおおいに影響アリ
とみます。「京都競馬場」だったら・・・
というよりは、単純に これまでのデータが
少し変則的になるということ。
例えば、「1番人気馬は近年勝てない」
とか、「直線の坂が明暗をわける」など。
すべての要素をあたかも競馬場が違うから、
というワードで片づけてしまう怖れ。
わたしは今回はあえてこれまでのデータを
重要視しました。それに加えたり、
いったん覆したりして、いよいよ最終章に
たどりついたわけです。
勝つのは
グランアレグリア か インディチャンプ
としか言えませんね。一見メンバーが
豪華なように見えて、力が突き抜けている
のは この2頭のような気がします。
単純に マイルG1に実績のある馬 として
この2頭を残しました。
インディチャンプは”休み明け”という状況。
それだけなんですよね。それをのぞけば
どっちが勝ってもおかしくない優劣の差。
休み明けで勝ったのは ”モーリス” のみ。
牝馬で勝ったのは 5頭います。
わたしはみます。とくに藤沢きゅう舎という
共通項で シンコウラブリイがだぶります。
もし京都開催だったならば、
サリオスやインディチャンプなど、
牡馬に負けたかもしれません。しかし、
今回は 阪神開催。
ともに牝馬が勝っています。
それにのっかります。
ただ それだけ。
単純に シンプルに 今回は選びました。
なんだかんだいっても勝つのは1頭。
勝つのは グランアレグリアです!
(1番人気ですがね。。。)
。
マイルCSを考察する2020パート3
さて、紅白歌合戦にbabymetalが初出場です。
残るは5頭。
アドマイヤマーズ(牡四才)
2018/12/16 阪神11R 第70回 朝日杯FS(GⅠ)【アドマイヤマーズ】
インディチャンプ(牡五才)
2018.12.16 Motomachi Stakes (JPN) - Indy Champ
グランアレグリア(牝四才)
サリオス(牡三才)
2019/12/15 第71回 朝日杯FS(GⅠ)【サリオス】
ヴァンドギャルド(牡四才)
アドマイヤマーズ
マイル(6,0,0,2)阪神(1,0,0,0)
インディチャンプ
マイル(7,1,0,2)阪神(2,1,1,1)
グランアレグリア
マイル(4,0,1,1)阪神(2,0,1,0)
サリオス
マイル(3,0,0,0)阪神(1,0,0,0)
ヴァンドギャルド
マイル(4,0,1,3)阪神(2,0,1,1)
どうですか?甲乙つけがたいでしょう?
さて、参考にしている9頭のデータですが、
2004デュランダル(牡五才)
2005ハットトリック(牡四才)
2006ダイワメジャー(牡五才)
2007ダイワメジャー(牡六才)
2009カンパニー(牡八才)
2012サダムパテック(牡四才)
2015モーリス(牡四才)
2018ステルヴィオ(牡三才)
2019インディチャンプ(牡四才)
どの馬も 年明けて重賞を勝ってます。
休み前に。デュランダルだけ勝ってませんが
G1をタイム差なしの②着になってます。
さて、見ていきましょう。
ヴァンドギャルド
東京新聞杯⑥着
マイラーズC③着
安田記念⑩着
残念ながら、消しです。
前走富士S勝ってるんですがね。
ただし、富士Sの斤量が56㎏でしたが、
マイルCSは57㎏になり、1㎏増えます。
これは不利になりますので、完全に消し。
アドマイヤマーズ
安田記念⑥着
せっかく香港マイルを勝っているんですが、
いかんせん近走実績が悪いんです。
前走スワンSを”③着”というのも微妙です。
サリオス
皐月賞②着
日本ダービー②着
コントレイルがいなければこの馬が三冠馬
という”寝ぼけ理論”が横行してますが、
閉口してますので、あえてツッコまないで
おきましょう。
朝日杯を勝ちましたが、そのあと重賞を
勝ってません。毎日王冠は勝ちましたが、
斤量が”54㎏”でした。今回は 56㎏
になりますので、不利といえば不利です。
残念ながら、サリオスは 勝てません。
残るは
グランアレグリア
インディチャンプ
の 2頭です。
。
つづく…