2023日本ダービーを考察する①
いよいよ東京優駿の季節です。わたしこの『東京優駿』という表記が大好きでして。歴史を感じますよね。今はもうダービーというフレーズがいろんな場面で用いられるのでもどかしくて。G1レースを予想するのがとても大好きなんですが、もちろん平場も好きですけど、なんとなく神がかった結果が多いような気がしているんです、ことG1に関しては。オカルトやサインなどいろんな表現がありますが、0 ではないな、と。なので、一生懸命調教や訓練、育成などをしている関係者の皆様には申し訳ないですが、ズバリデータ派のわたしとしては、どんなに調子が良くても、素質がよくても、傾向と対策でもって一刀両断なのです。それを踏まえて予想をし、外してしまうのも これ競馬の魅力でして。データだけでは推し量れない~っていうジレンマも好きなんですね~。
さて、第90回日本ダービーです。
データ対象は2009年以降です。
前走のデータです。
皐月賞 31頭
青葉賞 5頭
京都新聞杯 4頭
プリンシパルS 1頭
毎日杯 1頭
では皐月賞から見ていきますが、じつは皐月賞までの過程が大事でして。
・弥生賞は4人気4着内(あまり気にしなくてよい)
・弥生賞前が1着(これ重要)
・2勝以上プラス重賞で連対経験
・弥生賞までに2勝
弥生賞1着馬のタスティエーラですが、弥生賞前が4着ですし、弥生賞が2勝目になるので消しです。弥生賞2着馬のトップナイフは弥生賞までに2勝してますが、弥生賞前が2着なんです。ただホープフルSでG1なので多めにみてもいいのですが、どの馬も1着馬ばかりなので、こんかいは消しです。それがデータってもんです。同様にグリューネグリーンも脱落です。
ポイントは皐月賞の結果ではなく、弥生賞までの過程が大事ってことです。ダービーを見据えているのか、仕上がっちゃったので確実に重賞を勝ち切るのか というところです。
・皐月賞までに2勝プラス重賞連対
これによりファントムシーフが残ります。
・皐月賞までに2勝プラス重賞連対2回
これは割とスプリングステークス組ってローテが過酷な馬が多いんですよね。実戦で鍛えていってるというか。今回の該当するベラジオオペラ、ホウホウビスケッツ、メタルスピード いずれも脱落です。
※皐月賞前走それ以外 9頭
・皐月賞前走が1着
・皐月賞までに2勝
・重賞で連対経験
今回はシャザーン、ショウナンバシット、ソールオリエンス、フリームファクシ、といますが、シャザーンもショウナンバシットも皐月賞前は勝っているし2勝しているんですが、重賞連対未経験ということで消しです。
前走皐月賞組で残っているのは、
ファントムシーフ
ソールオリエンス
フリームファクシ
の3頭です。
(つづく)
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